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ユニバーサルホーム、初期費用・金利ゼロの太陽光発電システムを販売開始

(株)ユニバーサルホームは、初期費用・金利ゼロの太陽光発電システム「初期フリー発電」の提供を開始しました。
「初期フリー発電」とは、太陽光発電システムを10年間の分割払いで設置するシステムで、金利はユニバーサルホームが負担することにより、初期費用とローン金利無しで太陽光発電を始めることが出来ます。さらに、発電した電力は売電可能で、売電で得た収入は支払いの一部に充当することができます。
太陽光発電のさらなる普及に一役買ってくれるシステムとなりそうです。

新宿三井ビルディング屋上に超大型制震装置を設置

29日、三井不動産と鹿島建設は、超大型制震装置TMD(Tuned Mass Damper)を開発し「新宿三井ビルディング」屋上に設置すると発表しました。施工は鹿島建設が実施。平成25年8月に着工し、平成27年4月末に竣工を予定しています。

超大型制震装置TMDとは、従来の超高層ビルの風揺れ対策に利用されてきた振子式のおもりを発展・応用させ、超高層ビルの地震の揺れ対策の制震装置として実用化したものです。また、電気を使わないので停電時にも機能するのも特長の一つです。おもりの重量は、風対策のTMDの60tを遥かに上回る300tもあるため、既存柱に荷重を直接伝える架構工法も同時に開発。設置には、室内の有効床面積を減らさず済むことのほか、室内の工事が必要ないため、テナントの業務に影響を出さずに済むというメリットもあります。

同装置を導入することにより、長周期地震動を約6割軽減できるとともに、東日本大震災と同じ規模の地震がおこった場合、床の移動量の軽減と直後の揺れを早期に収束することが可能となります。また、台風時の揺れも大幅に軽減できるようです。

既存ビルの最新鋭耐震システムの一つとして、今後も注目を集めることになりそうです。

「木下工務店のイケアハウス」千葉・埼玉にもオープン

(株)木下工務店は、「住まいるパーク柏の葉」(7月27日)と「さいたま新都心カタクラ住宅展示場」(8月3日)に「木下工務店のイケア・ハウス」の第3弾・第4弾となるモデルハウスをオープンします。

「木下工務店のイケア・ハウス」は、イケアと暮らす家をテーマに1棟すべてイケアの家具だけでコーディネートしたモデルハウス。横浜エリアに今年の5月に2棟オープンしたところ、好評だったため、千葉・埼玉エリアにもオープンすることになりました。

すでに7月27日にオープンした「住まいるパーク柏の葉」は、デザインコンセプトに「コンテンポラリーエレガンス」を採用し、落ち着きのあるブラックブラウンの建具を使用。和室には、白の光沢や現代風のパステルカラーがアクセントの和を感じさせるモダンで気品のある室内になっています。

一方の、8月3日にオープンする「さいたま新都心カタクラ住宅展示場」は、デザインコンセプトに、「スカンジナビアンモダン」を採用し、ウッドを贅沢に使用し、温かみのある心地のよい雰囲気に。また、北欧らしく鮮やかな黄色やグリーンをアクセントカラーに使用し、高級感ある落ち着いた室内に仕上がっています。

モデルハウスにある家具はIKEA船橋、IKEA新三郷などのイケアストアで購入できるそうです。
IKEAファンのみならず、北欧系のインテリアが好きな方にとっては見逃せない住まいとなりそうです。

東京都大手町施設名称「大手町タワー」に、商業施設名称は「OOTEMORI(オーテモリ)」に決定

東京建物および大成建設は、東京都・大手町地区に開発中の高層ビルの施設名称を「大手町タワー」商業施設名称を「OOTEMORI(オーテモリ)」に決定すると発表しました。
「大手町タワー」は、大手町に今年8月30日に誕生予定の大規模な再開発プロジェクトで、オフィスやホテルのほか、地下の商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」で構成される複合施設で、地上38階、高さ約200mと大手町地区では最も高いオフィスビルとなります。

「都市を再生しながら自然を再生する」というコンセプトのもと、ビルの西側に整備される「大手町の森」は、敷地全体の約3分の1に当たる3,600㎡に200本以上の高木などが植えられるほか、樹木の足元は舗装されず、起伏のある地面を低木や地被類が覆い自然を感じさせるものとなっています。

一方の商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」は、開発コンセプトの「大手町の森」から連想される親しみやすい名称として名付けられました。また文化・ビジネス・交通・自然など盛りだくさんの要素を提供する空間という意味も込められています。高さ15mの吹き抜け空間を介して地上の「大手町の森」から自然光が差し込む仕様となっており、地下に居ながらにして森の中にいるような安らぎのある施設環境が整備されています。「OOTEMORI(オーテモリ)」は、今年10月2日に第Ⅰ期グランドオープン、2014年春に第Ⅱ期グランドオープンの予定です。
周辺のオフィスで働く人にとっても都会の中での憩いの場として人気を呼びそうです。

大分のショッピングセンター「パークプレイス大分」の店舗を増床へ

23日、福岡リート投資法人(FRC)は、現在運営中のショッピングセンター「パークプレイス大分」(大分県大分市)の店舗増床を行うと発表しました。
同施設は、土地面積17万9,491.81平方メートル、延床面積7万6,906.78平方メートルの鉄骨造2階建て。バリューアップを図るため、6,312.24平方メートルの増築工事を実施します。完成は2014年3月31日で、テナントオープンは4月18日の予定。新規店舗には、同県初出店となるカジュアル衣料品店のH&MやZARAなどのファストファッションテナントも導入されるようです。人気ファストファッションブランドの導入で、若い世代の来客アップが期待されそうです。

大和ハウス工業、北欧デンマークインテリアブランドとのコラボレーション木造住宅を発売

26日、大和ハウス工業(株)は、北欧デンマークインテリアブランド「BoConcept(ボーコセンプト)」とコラボレーションした木造住宅「BoConcept×xevo(ボーコセンプト×ジーヴォ)」を発売します。
さらに、フレンチインテリア雑貨ショップ「キャトル・セゾン」とコラボレーションした「Maison des quatre saisons×xevo(メゾン・デ・キャトル・セゾン×ジーヴォ)」も、バリエーションを拡充させて本格展開するようです。
両ブランドと内装や外観デザイン、インテリアに特化したコラボレーション住宅を展開することで、より多彩な暮らしを提案。協賛の2社も、家具やインテリア雑貨などで、住まい全体を提案することで商品販売力の強化を狙っているようです。

今後も異業種コラボプロジェクトが実施されるようで、トータルコーディネートされた、よりこだわりのある住まいの実現が可能となりそうです。

ミサワホーム、介護リフォームや住まいのロングサポートシステムを紹介するブースを出展

ミサワホームは7月27日と28日の両日、東京国際フォーラムで開催予定の「第6回オヤノコト.エキスポ2013」の中で、「住まいるりんぐシステム」等を紹介するブースを出展します。
「第6回オヤノコト.エキスポ2013」は、親が高齢になっていく生活の中で必要となるサポートやサービス、便利グッズ等を集めたイベントで、高齢の親を持つ子世代(オヤノコト世代)が、親に代わって必要な情報を集めることにより、家族の絆が深まり、お互いの生活がより快適になることを目指し開催されます。
ミサワホームはこのうちの「住まいのコト」ゾーンで、介護リフォームや二世帯三世代リフォーム、住まいを通じて家族の暮らしを見守り続けるロングサポートシステム「住まいるりんぐシステム」などを紹介しています。
ブース内には、加齢による視力や筋力の低下を感じてもらうための疑似的体験コーナーも設けられており、高齢の方がいらっしゃるご家族の方にとっては、高齢者の視点に立ったコミュニケーションや介護方法を知ることができる有益なイベントになりそうです。

エイブル、賃貸アパートの間取りを建設後に変更可能に

不動産賃貸仲介のエイブルは賃貸アパートの建設コンサルティングを19日に開始しました。
賃貸市場の長期的な変化に対応するため、独身や家族向けといった間取りを建設後にも変更可能な構造に。賃貸アパート経営を検討している地主に提案し、首都圏で始め、2013年に20棟の受注を目指しています。地域ごとに市場動向を調査し、1戸あたりの広さや住宅設備、建物の外観などを考慮し、入居率が高くなるようなプランを練ってくれるようです。

住友不動産、デザインウォールキッチン開発

住友不動産株式会社は、このたびキッチンが飾り棚に早変わりする新システム「デザインウォールキッチン」を分譲マンション用に自社開発しました。
「デザインウォールキッチン」は、シンク周辺を電動式の扉で覆うことで、キッチンを飾り棚に一瞬で変えることができ、キッチンの生活感を消し、リビング・ダイニングと一体利用することで、スッキリとした生活空間を創り出してくれます。第1弾として、今秋発売予定の分譲マンション「セントラルプレイス南大塚」に導入されるようです。
雑然となりがちなキッチンが「魅せる収納」に早変わりという画期的なアイディアで、空間的なゆとりが生まれ、お部屋の満足度が向上しそうです。

首都圏のマンション発売好調

16日、民間の調査会社の不動産経済研究所が発表した1月から先月までの半年間に発売された首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のマンション発売戸数は、前年同期比17.1%増の2万4299戸と2年連続で増え、リーマン・ショック前の2007年の同期間以来、6年ぶりの高水準となりました。住宅ローン金利の上昇や、円安による資材価格の上昇を見込み、物件を買い急ぐ動きが反映されているようです。この流れを受け、首都圏マンションの売れ行きや発売は年内は好調になりそうです。