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担保評価にリフォームの価値を適切に反映


国土交通省が中古住宅の流通促進・活用に関する検討会を行いました。この検討会では2020年までに中古流通・リフォーム市場の倍増を目指し、環境整備をはじめ住宅履歴情報の蓄積の必要性や住宅性能表示を検討したとのこと。

特にリフォームに関する部分で、取引価格や金融機関の担保評価に適切に反映させる方法などを関係者を交えて話し合ったそうです。

不動産の評価は主に、流動性や利便性などを中心に評価されており実際の機能やリフォームに関してはあまり評価の対象とならなかった部分が多く、リフォーム市場増加を目指す国土交通省や不動産関係者としてはこの新たな評価としてリフォームも査定分野に力を入れていくことで、増加を図るのが目的のようです。

このリフォームへの取り組みは価格査定マニュアルの改訂とし2014年に反映をさえる予定ですが、銀行などの金融機関関係者は返済能力に重点を置いており、保全措置として当該中古住宅がどのくらいの回収確率であるかを考慮し総合的に審査結果を出していく方針のようです。